島巡り編〈1〉 メレメレ島~アーカラ島


introduction

 独自の民族的魔術が根付く文化を学ぶため、魔道学校の教師となったパッシィと共に海を渡って海外研修にやってきた5人の生徒達。
 その中の一人のガオガエンの少年・マリエヌは、魔道協会付属の孤児院で育ち、親の顔も家族という物も知らない。魔導の才能で人を驚かすことが得意で、技術をさらに磨くことでその腕前を耳にした両親がいつか見つけてくれるかもしれないと思い、魔導学校で勉強する日々を送っていた。そんな中カロスチャンピオンの実績を提げて飛び級で教師として赴任してきたのがパッシィだった。
 生徒達のそれぞれの成績と事情を把握したパッシィは彼らに一人前の魔導師になるための見識を広げるため、アローラの独自の文化を耳にし、この海外研修を薦めたのだった。
 そして彼らを乗せた客船はアローラ地方のメレメレ島へと到着する。
 このアローラでの出会いが、あらゆる世界の運命とマリエヌの人生を大きく変えるとは思いもよらず――



メレメレ島 1番道路~リリィタウン


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 アローラ地方のメレメレに到着し、早速1番道路のコテージを拠点に海外研修を始めるパッシィとマリエヌ達魔導学校生徒。
 西洋文化のカロス地方とはまた違った南の島の青と緑に触れ合いながら周囲を散策するうちに、一行が辿り着いたマハロ山道で、一人の少女と橋の上でオニスズメに襲われている青年を見つける。
 咄嗟に全員で助けに行くが騒いだ衝撃で橋が壊れ始め、戻り損ねた青年の手を掴んだマリエヌが一緒に滝へ転落……する直前、2人を救出したのは橋の向こう側にある遺跡から現れたカプ・コケコだった。


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メレメレ島 トレーナーズスクール~ハウオリシティ




 『島巡り』をサポートする『遅れて研修に参加したもう一人の魔導学校生徒』と合流するため、1番道路の校舎に訪れるマリエヌとパッシィ。
 そこで待っていたのはディアンシーの少女・ヴィンリアだった。
 彼女はとある事情で急遽魔導学校に学籍が作られた所謂“特待生”であるらしく、カロスエンブレムを持つパッシィのもとを頼って便宜上研修生の一人としてアローラ地方にやってきたという。

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メレメレ島 ハウオリシティ~大試練



 島巡りの関門である試練を受けるためキャプテンを訪ねてハウオリシティに訪れたマリエヌ達。港に向かうと、キャプテンのイリマがスカル団に絡まれていた。
 そこに船着場で作業をしていたレディアンの少女が止めに入ろうとするが、駆け寄った矢先に転んでしまい逆に自分がピンチに陥ってしまう。イリマと少女を助けるためマリエヌとヴィンリアはスカル団の退治を試みる。


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アーカラ島 カンタイシティ~せせらぎの丘

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 次の試練を受けるため、マリエヌ達はパッシィの用意した船で島巡りな2つ目の島アーカラ島へ向かう。
 Zクリスタルの適合者となったアンナはこのまま島巡りについて行くことになり、船旅の最中マリエヌとヴィンリアそれぞれの事情の説明を受ける。


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 一方、次元の異常現象について独自で解明を進めていたパッシィは先に一人で命の遺跡の前に訪れていた。


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アーカラ島 ヴェラ火山公園~シェードジャングル



 マリエヌ一行は次の炎の試練に挑むためヴェラ火山公園を訪れると、そこにはリザードンの青年とカンタイシティの港で出会った警察官の青年がいた。
 2人は何やら取り込み中のようだったが、リザードンの青年がマリエヌに気づくと警察官の青年との話を中断させる。マリエヌのことを知っている様子のリザードンの青年はパッシィの旅の仲間の一人であるヒットーだった。


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アーカラ島 空間研究所~大試練

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 ラクネアに案内された空間研究所にはすでにリーリエとほしぐもさんも来ており、彼女達もここで調べ物があると話す。そして研究所の中でマリエヌ達はここで行われている研究の説明を受ける。
 アローラ地方では『ウルトラホール』と呼ばれる謎の穴が空に開くことがあると言われていた。その穴は別世界へと繋がっているとされ、この世界には存在しない種族『ウルトラビースト』が出現し、かつてカプの守り神達と戦いを繰り広げたという伝承が残っていた。


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